
奈良県にある片岡山達磨寺はだるま発祥の地と言われ、誕生の由来となっている聖徳太子とはとても縁が深く、そのエピソードが日本書紀に明記されているほど、歴史のあるお寺です。
境内には多くの史跡が現存していて、国の重要指定文化財や県の重要文化財に指定されていたり、石造や古墳など興味をそそるものばかりで歴史好きにはたまらない物ばかり、史跡巡りが十分に楽しめます。
このお寺の達磨座像は現在、一般的に知られているだるまの風貌とは異なっていて、その違いや誕生秘話を詳しく知ることもできます。
また、方丈と呼ばれる建物の屋根の形が左右非対称となっていますが、これは日本だけでなく世界的に見ても非常に珍しい建築物と言われています。